ヤタガラスの「教えてワイン!」42~有名ワイナリーのチリ進出
チリは、ワインを製造するための必須条件である原料ブドウについては、世界でも有数のテロワール(ブドウ栽培に恵まれた気候と土壌)を持つことでクリアしています。
次に重要なのは製造技術ですが、元々あった地元の技術に、世界の著名な作り手が進出し融合したことで高品質なワインが生まれたと思います。この背景には、19世紀半ばにヨーロッパが害虫フィロキセラによって全滅し、職を失った醸造技術者がチリに移住したこともあります。
彼らは、最適の土地で栽培されるぶどうを原料に、最高の醸造技術をもって、コストパフォーマンスに優れた高品質のワインを生み出しているのです。
チリに進出した海外ワイナリーとしては、次のようなところがあります。
ロス・ヴァスコス | シャトー・ラフィット・ ロートシルト |
ボルドー | |
アルマヴィーヴァ | シャトー・ムートン・ ロートシルト |
ボルドー | チリワインの歴史を塗り替えた。 |
コンチャ・イ・トロ | チリ | ||
ミゲルトーレス・ チリ |
ミゲル・トーレス | スペイン | |
セーニャ | ロバート・モンダヴィ | カリフォルニア | オーパス・ワンのメーカーの技術。 |
ヴィーニャ・エラスリス | チリ |