USBメモリ活用法⑪画像編集4-PicPick Portable

画像編集ソフトとして最も有名なのは「Photoshop」であることはみなさんよくご存じの通りだろう。Photoshopの機能は非常に充実しており、現状で必要な機能は全て備えていると言っても過言ではない。ただ、高価でもあるし、多機能のためそれだけ容量が大きくパソコンのHDDを圧迫してしまう。しかし、こうした事態を回避できる方法がある。

ここでは、ある機能に特化した画像編集ソフトをUSBメモリーにインストールすることでパソコン本体の容量を増やさず便利に使えるものを紹介している。前回は、「描画」機能に特化したソフトを紹介したが、今回は、「画面キャプチャー」に便利なソフトを紹介しよう。

https://portableapps.com/apps/graphic_pictures/picpick_portable

上記サイトからファイルをダウンロードする。それをダブルクリックしてUSBメモリにインストールする。そのフォルダ内の実行ファイル「PicPickPortable」をダブルクリックして起動する。他のソフトとショートカットが重複していると起動時に警告が出ることがある。その場合は「はい」を押して変更する。

日本語化するには、「File」メニューから「Program Options」を選び、開く画面で「General」を選択、「Language」欄から「日本語」を選んで完了。

さまざまな資料を作成する際、ウェブブラウザなど特定のウィンドウだけをキャプチャーしたいことがある。このような場合は「ピックプック・ポータブル」が役立つ。キーの組み合わせにより複数の設定でパソコンの画面をキャプチャーできる。初期設定では、「Alt」キーを押したまま「PrintScreen」を押す。すると、簡易画像編集ソフト「ピックピック・エディター」が起動し、選択している手前のウィンドウだけをキャプチャーできる。

ピックピック・ポータブルで特に便利なショートカット・キーが、指定したサイズの領域をキャプチャーする「Shift」+「Ctrl」+「PrintScreen」キーだ。ワードやエクセルで複数のキャプチャー画面を並べて説明資料を作る際など、このショートカットを使えば画像サイズを揃えて統一感のある資料を作成可能だ。

ここで取り上げるフリーソフトの紹介内容は、過去の経験と雑誌やネット上の情報にもとづくものであり、その機能や操作性を保証するものではありません。実際にお使いの場合はあくまでも自己責任でお願いします。

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