USBメモリ活用法⑦無料通話 - sPortable

世の中、スマホ一人一台の時代がやってきているようだが、当然、携帯電話は料金がかかる。スマホで利用できるLINEやViberなど無料通話ソフトもあるが、パソコンがあれば通話が無料になるソフトを導入することもできる。

スカイプのアカウントを利用してユーザー同士で無料の音声通話やビデオ通話ができて使いやすいと評判がよいのが「sPortable」だ。海外に留学中の家族や出張中の友人と通話するにはとても重宝する。また、通常の電話番号宛ての通話も有料(日本国内の固定電話への発信は2.26円/分、携帯電話へは10.81円/分)で可能だ。

エスポータブルの初回起動時には、サインインが求められる。マイクロソフトかスカイプのアカウントを持っている場合は入力すればよい。ない場合はここで作成できる。サインインすると、通話相手を選ぶ画面に移動する。

検索欄にスカイプアカウントやメールアドレスを入力して通話相手を検索できる。ただし、ビデオ通話をするときは注意を要する。初期設定では連絡先リストに登録されたユーザーからしか着信を受け付けない。そこで、相手には連絡先リストに自分を加えてもらえるようにリクエストを送信し、それが承認されてから通話を開始することになる。

画面右上の受話器のアイコンをクリックすると音声のみの通話になる。音声通話の設定で気を付けたいのは、初期設定では、連絡先リストに入っていない相手からの音声通話を受け付けてしまう。突然見知らぬ人からの着信を避けるためには、メニューから「プライバシー」の画面を開き、あらかじめ通話を許可する相手を連絡先リストにある人に限定しておくのがおすすめだ。

この sPortable をUSBメモリに入れておくと、設定ファイルや一時ファイル、通話やチャットの履歴などをパソコン内に一切残さず利用できる。HDDをそうした”ゴミ”ファイルで汚さずに済むのがよい。

ここで取り上げるフリーソフトの紹介内容は、過去の経験と雑誌やネット上の情報にもとづくものであり、その機能や操作性を保証するものではありません。実際にお使いの場合はあくまでも自己責任でお願いします。

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