ハッピー・リタイヤメント(2)人生二度結婚すべし!

 30年位前のパリのシャンゼリゼ大通り。緑濃く陽光輝く季節、カクテルパーティーの会場に向かう途中で四輪馬車に乗ってポッカポッカとパリ観光をするカップルが通りかかりました。老紳士と若い女性、一瞬親子か?いや多分おじいちゃんとお孫さん?かと思いました。その直後うしろから同じパーティーに向かう知人から声を掛けられ振り返ってビックリ!そのカップルが熱い抱擁をしている光景を見ました。今のカップルは一体何だったのかと話しながらパーティー会場に到着。

パーティーはフランスの会社の創立記念だったと思います。参加者は50名位でそのうち日本人は5-6名だったでしょうか。日本のように開催の挨拶や乾杯もなく到着順にシャンパンを頂き、誰彼となく顔を合わせたもの同志で軽く乾杯のゼスチャーで会話に入ります。われわれ日本人だけで先ほどの光景の話をしている所にフランスの人が割り込んできました。簡単にシャンゼリゼで見た光景を説明したところ、「それは二度目の結婚、しかも大金持ち間違いなしだ。パリの住民である確率は低いと思うが、さてはニースかカンヌ、まあそんなところだろう。彼は上手くやったんだ!」と。

彼の説明=理屈は、人生二度結婚すべし。それは男も女も同じ。最初は年の違う金持ち、出来れば社会に顔を持つ人を選ぶ。要は資産を手に入れて自分の本来の人生に挑むのだ。やがてそれなりに確固たる設計が出来た段階で今度は若い相手を探して第二の結婚へ。これは男も女も同じだ。

「なあ君たち、今の話をうまく実行しているのがこの人だよ。」と言ってパーティー主催の社長さんを紹介、そして曰く「残念ながら、私は最初の段階で誤った!」と。


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