シンゴのきになる話⑱ 散歩していて気になる話の巻(その3)

道路上には花びらの他に化石状になったカエルやヘビがへばりついています。それらを踏みつけないように気を付けて歩く必要があります。それで、何か落ちていると、それらかなと思って一瞬ギョッとするのですが、よく見るとそうではなく木の実や、種の殻なのです。

ある家の前の道路に大きな幼虫のようなものが道路にうずくまっていました。それらが数個あったのでなんだろうとよく見ると、それはすぐそばの木の実が熟して落ちてきたものでした。

なんという木だろうと思って眺めていたら、そこの家の前に車が止まり、男の人が降りて来て、家の中に入って行こうとしました。それで、その人に「これは何という木ですか?」と聞いてみました。
インドネシア語で語りかけたのですが、彼はキョトンとしていました。
それで英語で聞いてみました。それでもはっきり答えてくれません。
それでも何とか話し続けていると、タイと言う単語が返ってきました。

そうかタイ人かと思い、タイ語を思い出しながら「ニィー アライ ナ カップ?(これ何?)」と聞くと、相手はびっくりして「タイ語ができるのか」と逆に私に聞いてきました。

私は「ニット・ノイ(少しだけ)」と答え、自分は日本人であるとか言うと、彼は子供がタイで日本の会社で働いているなど会話を続けました。

すると、その男の人は、その幼虫のような実を手で拾い上げ「これは食べられるのだ」と言うと、そのままかじり出しました。タイにもある木だと言いました。

後でネットで調べるとノニという木で南洋では食用や医薬品に使われ、日本でもジュースに加工され売られているそうです。
和名はヤエヤマアオキです。

 

散歩していて気になる話の巻(その4)につづく

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